山と調和する その瞬間

悪天候のため縦走は中止、
横尾→涸沢ルートに変え北穂を目指しました。
涸沢は紅葉の見頃とあって大にぎわい。
カメラを構える多くの方の横をすりぬけ
静かな北穂への道を進みます
(写真:北穂南陵より奥穂)

北穂から涸沢槍・奥穂高山荘への道は
鎖場・切れ込み・強風の連続で緊張感の走る時間でした。

「何もそこまでしてまで・・・」と言われそうですが
この“何も持ち得ない自分”が試される感覚もまた、
眼下に広がる景色と同じくらい好きだから
私は山に惹かれるんだろうなぁ

理屈ではなく、実像を持って
私は山の部分となっている感覚なのです

北アルプスで充電中

10/1早朝に上高地入りし
テント泊・槍・穂高縦走予定です。ですが、
さっそく秋雨前線にやられ昨日は1日テント待機。
20時間もの睡眠で、月末の蓄積疲労は全回復です。

一転して秋晴れの広がった今日は
槍沢から槍ヶ岳、大喰岳、中岳を経て
氷河公園経由でババ平に戻ってきました。

高く澄んだ空と
そびえる岩山と
見渡すかぎりの大パノラマの中
秋の時間を 味わい尽くした1日でした。

雲海の向こうの日常

3:00起きで向かったのは蓮華岳。
太陽が昇り、空が何色にも変化する様を
飽きずに眺め、カメラに収め、
贅沢な朝を迎えました。

同じ朝、万博で働く仲間や
万博に向かうお客様を想像しながら
“変わらぬもの”の価値や重みを
再認識した、豊かな豊かな山行でした。
(写真:河野綾子)

連休謳歌 北アルプス

7月末~8月初旬は、新プログラムの運用模索と酷暑で
充実・疲労・多忙・・・。早く休みがほしい!
そんな叫びを、今回は夏山登山で叶えました。

目指すは北アルプス針ノ木・蓮華岳。
雪渓を歩き、鎖場を登り、汗を噴出させながら
チングルマ・イワギキョウ・ダイモンジソウと
高山植物が群れをなすガレ場を進む行程が、
豊かな豊かな、時間の流れに感じた1日でした。
(写真:河野綾子)