たたずんで うけとめて

今年も残り少なくなってきた。
そんな折に飛び込んできた案件。

元スキー場をフィールドに、
教育プログラムを始動させるための
企画提案。

「難しそう」だと思いつつも、
動かないと見えてこない。
そんな思いで現地へ。

帰り道、急に光が射してきた。

庭月という響き 場の持つ力

築130年という古民家を借り、
地元の方々と、手を入れたり、集まったり、
大人流の(気合いの入った!)遊び方をしている
遠藤ケイさんを訪ねて、新潟県三条市旧下田村へ。

古民家再生だとか
昔の人の知恵に学ぶだとか言わないで
だけど、場を思って、味わって、愛している人たち。

その中で培われ、作られる、居心地という風合いを
十分に感じ取った1泊2日となりました。

長蛇の列 水平歩道

阿曽原小屋横でテントを張り、
欅平までの道を歩く。

このルートは
その昔、黒部ダムを建設する開発調査のために、
作られた道。

平日でありながらも
複数の中高年パーティーが列をなす中、
この高度感と、道を切り開いた先人の力に
身の引き締まる道。

秋色の下ノ廊下

再び山へ。
今回は、毎年この時期(2週間前後)にしか
歩くことのできない下ノ廊下(黒部渓谷)へ。

かなりの強行軍ながら秋色を満喫。

先に、予定をいれて
そのために前後調整する。

あたりまえのことだけど
フリーになって3年目、ようやく少しは
このバランスが取れてきた。

始まる前の静けさ

明日から、千刈キャンプ場で実施の
心の森キャンプの準備に来ています。

始まる時間を想像して少しそわそわ。

前日準備は
演奏前の音あわせみたいなもの。

大勢の中でも、自分だけの感覚に集中する。
オーケストラの時を思い出す。

久しぶりにヴァイオリンを弾きたくなってきた。

山の写真館

念願のジャンダルム(西穂高)に行ってきました。厳選30枚をUP!

9月16日 久しぶりの上高地。台風の進路が少し心配。
西穂山荘着。噂のラーメンを前にテンション↑
明日歩く丸山へ、カメラだけ持ってお散歩。

 

雲行きが怪しくなってきた。飲んで念力を送ります。
9月17日 よあけ1
よあけ2
よあけ3
よあけ から あさ のあいだ
あさやけ
つきあかり の独標 5:30
独標からピラミッドピークへ
ひがのぼる 太陽って凄い。
6:10 ピラミッドピーク
かっこいい山
かっこいい山友
西穂山頂 7:10
ガレ気味のアップダウン
軽快に前を行くお兄さん。※赤い点が人!
ちっぽけすぎる人 ※手前の水色がザック
それでも歩いてきた道
天狗岳を経て奥穂高へ
黙々と手も足も頭もフル回転の爽快感
空と岩だけ 何もいらない
ついにジャンダルムに取りつき
来てしまった。
ふりかえる かっこいいジャンダルム
稜線をゆく その名も「馬の背」
こんなかんじで
ただいま 奥穂高
ただいま奥穂高2

3年ぶりの構図

行ってきました。西穂~奥穂~涸沢~上高地。
キレットを越えて槍へも行く予定でしたが、
天候不順で短縮山行。

3年前、万博を終えたその足で行った山へ、
一緒に歩いた友と再び行ったそれだけで満足。

いろいろあった3年だけど、
山が在って、山に行ける友がいて、
この構図を再び撮れたその事実。

※詳しくは2005.10.8
(写真:左=友人の左足・右=私の右足)

夏と秋のあいだ

山にいます。
勢いよく走った夏を終え、
秋の気配をすぐそこに感じながら。

すっきりと晴れ渡った初日を越え、
雨の粒を体中に受けながら。

朝があって夜があって
夏があって秋があって
晴があって雨があって

繰り返される営みの中に
私もいる。ありがとう。

多いに感謝。ちょっと息切れ。

「今年の夏、ベルギーから映像制作指導・監修者を招聘の上、地域の子どもたちを公募して環境をテーマにアニメーションを制作するというワークショップを予定しており、このプログラムをリードしていただける人物を探しています」

4月に、このメールを受け取ったことから始まった今回のプロジェクト。

どうやって、テーマと出会い、アニメ(=形)にしていくか
ライブ感満載の試行錯誤に、倒れる間なく走りきりました。

詳しくは11月に。
大阪ヨーロッパ映画祭の一部として上映されます。

しっかりと結ぶ・つなぐ

3年目となった、びぃぐっど(2005年結成の任意団体)
「シーサイドキャンプ」と「ファミリーキャンプ」

今年も総勢60名を越える大所帯に。

「毎年変わらぬ」コトの力と「日々新たなり」の力。
そのどちらもが、
同じくらいの太さで
つながれ、結ばれる重みを感じた1週間。

遊び尽くした時間。ありがとう。